ナースになる前の心構えとは

皆さん様々なキッカケで、医療関係の職場を選び、ナースになる道を選んでいます。命を助ける仕事がしたい、大切な人を守れるようになりたいと、志すキッカケは色々あります。しかし医療の現場はそんなに優しいものではありません。体力も大切ですが、それ以上に精神の強さが重要になってくるのです。


亡くなってから出ていく病棟がある

病院にはそれぞれ目的に合った病棟・病室があります。色々な病気で病院に訪れるので、病院の滞在時間も異なります。診察後に薬局に向かう方もいますし、そのまま入院を余儀なくされる方もいます。入院生活も短いものから長いものまで様々ですが、亡くなってから部屋を出る前提の方専用のものもあるのです。手を尽くしてももう治る見込みがない方が入る病棟です。ナースは各病棟に専属として配置されますが、そのように亡くなることがわかっている病棟担当になり、亡くなる前提の患者の方と毎日接するには、相応の覚悟が必要です。


ナースにしか出来ないことがある

亡くなる前提の病棟に入った患者の方は、死が迎えに来る時間までその病室で過ごします。ご家族の方の悲しみと患者の方の苦しみの間で、ナースは双方のケアをすることになります。生前はとても元気だったのに、亡くなって出ていく様を見るのはとても心苦しく、泣けない立場なのに涙をぬぐう看護師も少なくありません。

特別な病棟に配属された際には、酷い状態の患部を見ることもありますし、そのケアとして血と肉を拭うこともあります。ですが、それがナースの仕事です。そして暖かい手で患者の方に触れて不安をなくすことも、ナースにしか出来ない仕事なのです。転職サイトなどで病院勤務を希望している方は、このような現状にもしっかり目を向けて、慈愛と強い精神をもって就活に臨んでください。